CBX Zugg pin ball-end cable system
CBX ツークピンボールエンドケーブル・システム
製品イメージ

ポイント
ツークピンのリング部分は可能な限りコンパクトな形状にしました。
ケーブルの片側には針を付けて骨孔に通しやすくしました。
ケーブルのもう一方はボールエンドとしました。
ケーブルがしなやかなため、EZワインダーでも均等に緊張をかけやすくなっています。
製品名 | 規格 | 製品番号 | |
ツークピン | 1.8mm×50mm | CBX04-SP18050 | 1本入り/滅菌済 |
ツークピン | 1.8mm×70mm | CBX04-SP18070 | 1本入り/滅菌済 |
ボールエンド・ケーブル | 1.0mm×600mm | CBX04-C10600B | 1セット入り/滅菌済 |
材質:ステンレススチール 販売名:CBXツークピン 承認番号:30700BZX00032000
手術手技

ツークピンをピンコレット(ピンの把持部の径は1.6㎜です)又はヤコブスチャックで把持して、尺骨の髄内に向けて刺入します。
※ツークピンに過度なストレスが掛かると把持部の切り欠き部での折れなど、ピンの変形、破損につながりますのでご注意ください。
※ツークピンのリング部が骨に近づきすぎるとケーブルが挿通困難になります。

1.8mmキルシュナー鋼線で骨孔を作製してください。
(Heliosケーブルの径は1.0mmです。)
Heliosケーブルの先端針を骨孔に通します。
次にEZツイスター・ツークピン用を用いて、2本のツークピンのリング部の孔を正対させてください。

ツークピンのリング部にHeliosケーブルを通します。
※ケーブルを粗雑に扱うと素線切れ、変形、キンクが発生する惧れがありますので、ご注意ください。

Heliosケーブルが8の字を描くように、Heliosケーブルのもう一方の端部に付いているスリーブを骨面に位置させてください。

スリーブにHeliosケーブルを通した後、ツークピンをEZツイスター・ツークピン用を用いて、上腕三頭筋に対して打ち込んでください。
※ツークピンを過剰に打ち込み過ぎると、Heliosケーブルに緊張が伝わらなくなりますのでご注意ください。
※リング部が骨端から遠すぎるとテンションを掛けた際にピンの変形等が生じる惧れがありますのでご注意ください。

肘関節伸展位で、EZワインダーでHeliosケーブルに150Nを目安にテンションを加えてください。
肘関節屈伸運動をおこない、EZワインダーのテンション値が緩んでいるようなら、再度テンションを加えてください。
※骨片が不安定な状態では、無理に肘関節の屈伸運動はおこなわないでください。
※過大なテンションを掛けるとケーブルの損傷、脆弱骨の場合二次骨折が生じる惧れがあります。
※テンションが不足するとケーブルに緩みが生じ固定不良となったり、ケーブルの交差部の引っ掛かりによりテンションが均一にかからない場合がありますので、ご注意ください。

EZクリンパーでスリーブを、ストッパーが当たるまで圧着してください。


余ったHeliosケーブルをEZカッターで切断してください。
※テンションの掛かっている側のケーブルを誤って切断しないよう注意してください。

最後にEZツイスター・ツークピン用でツークピンの把持部を内外側に振って折り取ってください。
※腹背側方向に振りますと、ツークピンがリングの基部で背側方向に曲がり、ケーブルが緩む事がありますのでご注意ください。
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ひまわり法手術器械 (Helios Locking Pin Sleeve System)に関しては こちらより